はじゃじゃむい

「肌寒い」

ラブライブ!サンシャイン!!オリジナルマンホールについて

ヌマヅノタカラプロジェクト | First Flight

2018/1/15募集開始30時間で目標金額の2217万円を達成し、

ラブライブというコンテンツの強さを世に知らしめたクラウドファンディング企画。

企画はソニー企業で、アニメ聖地巡礼アプリの「舞台めぐり」を発信している会社である。

もちろんソニーとは誰でも知ってるあのソニーの関連会社である。

今回、期日が来たので内訳をチェックしてみた。

終了は2/13の17時までであり、33844000円が集まった。

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およそ1/4もの人が5万円突っ込んでる。すごい。

それほど、プロの職人の着色作業したミニマンホール(サイズ : 直径約13cm、厚み約3cm
重さ  : 約500g)が欲しいという事らしい。

実質それとメモリアルメタルチャームで2万円UPである。

メタルチャーム

サイズ : 約W70mm×H30mm(本体)
重さ  : 約500g
材質  : 真鍮

は高くても4000円ぐらいだろうし、

着色原価的には慣れた職人さんであれば5000円ぐらいの工数だが、会社としては2万円欲しいという事なんだろう。

ああでも、他のに比べてお得感は1番あるか。なるほど。商売上手だわ。

1→3万円のUPは、

>マンホールキーホルダー(全9種のうち、お好きな1種)
>プロジェクトサイトに御名前を掲載

この2点が増えるだけで2万円UPである。マンホールキーホルダーも3000円ぐらいだろうから(長島鋳物製という表記がないものは中国に発注だろう)、残り17000円が自分の名前を残す寄付枠みたいなものである。

ミニマンホールに関しては長島鋳物で金型を起こすので結構高いのではないかと思う。

1169個生産で9種類。1個6000~1万円ぐらいするのではないだろうか?

そうなると実際はここの部分でトントンか赤字の計算なのか、

もしくはマンホール本体のほうがもっと安くできるのか分からないが、

何らかの調整はしてそうだ。というか、簡単にマンホール制作コストを探られないための工夫でしょうね。

ミニマンホールは大きさと重量の関係を見ると、裏側は肉抜き仕様ですね。

ただ、一生の思い出になる大型のメダルのようなものと考えれば、アリなのか・・・

ファンの間でも、遠方のライブ会場にラッピングタクシー貸し切って駆けつけるとか、

数十万円するフラワースタンドや衣装をキャストに送ったり、沼津夏祭りの協賛花火(去年2017年は33万円の特大スターマインを出したグループが最高額)とか駿豆線のラッピング電車を何時間か貸し切りとか色んな企画も他にやってるみたいです。

 

 

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 ざっくり計算して、オリジナルマンホールを作るのに200万円と推測すると、

余った費用は9674000円となった。これをどう使うのか注目したい。

Aqoursロゴの石碑みたいのとか作れそうな気がするけど。

沼津夏祭りでのライブシーン再現で大型スクリーン持ち込むとかもできたらすごいですね。

 

マンホールの金型だけど、1shot限定の安価なものと、

量産向けの耐久性の高いもの、その中間のものぐらいはあると思う。

今回は設置は1枚ずつだが、予備とかで3~10枚ぐらいは作るのではないかと思われる。

或いは、最初から型は起こさずプレーンなベースマンホールから削り出しで作るつもりかもしれない。

でもそれだと、何か違う気がする・・・長島鋳物製と銘打って意匠面が削り出しということは無いだろう。

ミニマンホールのほうは量産仕様の型だろうけど、

なにせ小さいから安いだろう。安いと言っても10万円以下の金型なんかそうそうないだろうけど。

また、マンホールの盗難防止仕様によって色々グレードがあるみたいで、

溶接してヒンジを付けてしまうものとか色々あるらしい。

設置場所は主に歩道で防犯カメラの射程内とかが主になると思う。

基本直径60cmのスタンダードなマンホールは40kgはあるようなので、盗むのは難しいらしい。

40kgのものを持ち上げるという概念じゃなくて、長いバールの鉤爪のようなものが付いた専用工具で2人同時に回して引き上げるというのが基本作業みたいなので、

砂などが噛んでいたり錆で固着していればとんでもない力が必要になってくる。

池の水全部抜く!でもマンホールのフタを開けるのに4人掛かりで数時間開かないというのを見掛けました。

 

盗まれやすいことがわかっているのであれば、前述の防犯仕様とか、

マンホールそのものをクソ重たい仕様にするとか、そもそもマンホールとしての用途のない所にマンホールのフタを固定設置して囲いを作ってしまうとか、色々出来ることはあると思う。

大洗町にあるガルパンマンホールのほうは、1つしかないが、なんか頻繁に移動してるみたいなので、

防犯対策もチェーンロックぐらいしか掛けてないと思われる。

 

既存のオリジナルマンホールで、既存型の中央部分を切削して丸い樹脂パネルがはめ込める仕様のオリジナルマンホールは安いしパネル部分の寿命も短い。

なにせ、金型を起こす必要が無いので、相場8万円程度と言われるのマンホールに切削コストとパネル費用が乗るだけだ。

静岡ローカル番組のピエール瀧のしょんないTVでもオリジナルマンホールをそれで作っていた。藤枝市のコラボですね。

お金はどうしたんですかね・・・藤枝市が被ったんだとは思いますが。

費用の問題も、クラウドファンディングだと払拭できるどころか利益まであがってしまいます。

単に、観光客を呼びたいから市税を投入してあれこれ作った、

でも対費用効果が無くて市民から怒りの声が・・・なんてことは、よくあることだと思います。

今回の企画は、作品の人気さえあれば成立する企画なので、今後増えていくでしょう。

その初回の企画に沼津市が選ばれたことはありがたい事だと思います。

そうなるとこの分野としてはレジェンド枠になるわけで、他の市街が参考にしたりメディアが取材に来たりするでしょうしね。

 

マンホールのフタは寿命は歩道のが寿命が最大で30年、車道のは15年とか決められてるらしいですが、

マンホールマニアで紹介されている100年ぐらい経過している管理されてないものとかあるみたいです。

そりゃ、あんなもん荷重掛けなきゃ屋外放置でも使ってる鉄が良けりゃかなり持つでしょうからね・・・。

それよか自転車バイク乗りとしては、車道のはなでスリップレスの加工をマジメに付けてくれないのか疑問でしょうがないです。

設置当初は滑り止めのザラザラが付いてたけど、上を車のタイヤで踏まれ続けると

すぐツルツルになっちゃうって事なんでしょうかね?

それにしても、もっとやりようがあるんじゃないか?と思ってます。

大洗のアニメ聖地町おこしは本当に大成功なのか?

 
 

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各所から集めたデータをまとめてみた。

見てもらえば分かると思うけど、大洗は茨城で最も観光客が多い街でありながら、

震災以前の水準に戻せてない。

海沿いの街で風評被害が続いてるからだろ?と思ったが、

近隣の海に隣接する町と比較しても、戻せてないのは大洗だけだ。

海水浴客に関しては、総じて減少している事から、

ガルパンの効果は海水浴客減少分も加算されている為、年間50万人程度はあるのだろう。

その程度の効果で、アニメ聖地町おこし大成功レジェンド枠という扱いである。

50万人ぐらいだと、はっきりいって、ちょっとyoutubeの動画が話題になった程度で増えてしまいます。

NHKの朝ドラ大河の舞台設定効果だと、100万人以上の増加が相場です。

君の名は。」なんかもかなり来てるようです。ただ、聖地が分散してるので数字には出にくそう。

飛騨市だと、

>2017/03/08 – 飛騨市は7日、2016年の観光客数が100万5881人と前年より3・6%増えたと発表した

このような記事があるが年度統計には反映されてないので、実質13万人増加ぐらいのようだ。高山市は分からないが、元々600-700万人クラスの観光客が来てるので飛騨市の県の統計上昇の14%と同じ比率と仮定すると約+100万人という計算になるが実際はどうか分からない。

もちろん、それは通常は何年も続くものではないので、何年も続いている大洗は成功しているという事にしたいのかもしれません。

むしろ、震災被災地であるので、「成功してるって言わないとそいつが叩かれる状況」なのかもしれないですね。

「戦車アニメ」という隙間産業が成功しているというのもあると思います。

自衛隊総合火力演習の倍率ってものすごいらしいじゃないですか。そのミリオタ層を確保できているのは大きいと思います。

 移住者もかなりの多さで200人ぐらいとの事なので、人口17000人という事を考えると、これは相当な事だと思います。

というか、たった17000人の人口なのに 400~500万人も観光客が来ているのが凄い。

 

・・・しかし、これって本当に正解だったんだろうか?

ガルパンに介入されなければ、今頃震災以前の水準に戻せていたのではないだろうか?

現に、茨城県全体だと観光客はモリモリ増えており、震災前の水準より1000万人も増えている。

普通に考えると、大洗も比例して増えてないとおかしい。

 

ちょっと良く考えてみて欲しい。自分の住む県で一番観光客が来ている町が、

アニメにガッツリコラボして一番前面に押し出して観光客誘致をしている・・・

ちょっと、ゾッとしません?そんな不安定かつ大した効果も無いものに、全力は出さないで欲しいというか。

年間500万クラスの観光客が来る町で100万人(20%)以上の観光客増加を見込めつつ、震災以前の水準に戻せることが見越せればそれでも良いかと思います。

恩恵を受けていない店がバタバタ倒れてるようだとちょっとまずいのではないかと思います。

やりすぎてしまって後に引けなくなってるのではないかと。

コラボする→客が来る→コラボを広げる→客が来るというループ。

ファンは、「いいぞもっとやれ」しか言わない。

 

ガルパンコラボする店としてない店の住み分けはちゃんとしないと、

一般客が遠のきますよね。そして、行政がコラボしてない店を軽視するともうそれは酷いことになりそうです。

 

例えば、伊豆で最も観光客が来ているのは伊東市(年間1000万人以上)なんですが、

伊東で一番のイベントである按針祭で「あまんちゅ!」のアニメコラボは2016年の放映時は一応やったけど、

2017年はやっていません。あっさりしています。

作品の人気自体が低い(知らないけど)からそうしたという事かもしれません。

アニメの作品の人気というのは、ネット上のアンケートなんかはあってないようなものなので、

実際は主題歌や作品自体の円盤(CD・DVD・Blu-ray)売上や原作漫画(あれば)の発行部数、映画版の興行収入で判断するのが固いです。(それも、チケットや限定グッズ付き等で結構大きな差は付きますが)

アイドルだと握手券が付いてるから売れてるだけのとか多いですよね。

そうなると、実際のライブやイベントの動員数なんかが参考になってきます。

アニソンに関しては昨今はオリコンの大半がアニソンになってるという事も珍しくない状況みたいなので、良ければ売れるはずなので、そこが滑ってると割とどうしようもないかもしれません。行政も協力する価値を見出だせないというか。

 

ラブライブ!サンシャイン!!沼津市においては、

2016年の13万人の観光客増加に留まってますが、

2017年は上半期(4~9月)は57万人の観光客増加なので、

2015年からの比較だと2017年は+100万人という見通しです。

既にガルパンの効果は軽く越えてきています。

ただ、作品のテーマ的に冷めやすいという弱点はあるような気がしますが。

地元もそのへんを気にして、積極的に乗っかる者とそうでない者に分かれているのだと思います。

市の姿勢としても内部にかなり反対派が居るような印象で、慎重に事を進めています。 

 

ラブライブ!」というコンテンツは、前作はキャスト9人を中心に500億円以上が動いたと言われています。

アニメ人気投票みたいのだと上位に来たりすることはない「ラブライブ!」ですが、動かしてる金の量はアニメ業界だと恐らく相当上位なのでは?と思います。

誰でも分かるように書くと、「ガンダム」「進撃の巨人」このあたりも越えているという話です。

(このへんのソースに関しては、上記のワードで適当にググッてもらえば記事が出てきます)

※「ラブライブ!」(μ's)と「ラブライブ!サンシャイン!!」(Aqours)の違いは、

プリキュアの1代目」と「プリキュアの2代目」

ガンダム」と「Zガンダム」の違いと似たようなものだと思ってもらえれば。

 

「サンシャイン!!」に関しても、プロジェクトチーム自体はほぼ据え置きでやっていると思われるため、

キャスト9人が前身のμ'sと同じ6~7年活動する時点で、その金額はもっと増えてるでしょう。

 

もうこうなるとね・・・大洗に関しては、大成功と言って良いのかわからないですよね。

某所によるとガルパンの大洗への経済効果は5~10%ぐらいらしいですし。

このぐらいの効果ですと、市町村の自力で出してるところも多いですから。

 

人口17000人ぐらいしかいない町ですから、「ガルパンに占領されてしまった町」

のようになってしまってないか?それだと方向性が違うと感じます。

 

そのへんも沼津市的には大洗のやり方は良くないと思っているようで、

大洗と同じやり方はしてないように思います。

 個人的にも、あまり乗っかりすぎるのはどうかと思います。

現状だとまだラブライブより沼津港のほうが観光資源としては大きいので(また別の記事で触れますが)

 

 

沼津に関してはこれだけ恩恵受けてるならもうちょっと乗っかったったれよというぐらいの思いがありますが、

対外的に見ると結構やりすぎだと思われてるのかもしれません。

沼津のやり方は下手だとは思いますが、近隣周辺市町でそれ以上のことが出来たかと問われるとNOであるとはっきり言えます。

ポイントは抑えてるとは思いますのでね。

 

で、結局お前はガルパンのアンチなんだろ?と思うかもしれませんが、

そうではないので安心して下さい。

自転車のヘルメットは被るべきか

私の場合はビンディングペダルとヘルメットはセットだと思っている」ので、

そうしていますが、ビンディングじゃなくてもたまにクロスバイクでもヘルメットを着用します。主に郊外や山岳ライドの時ですね。

また、「自転車にまともに乗れてない人はヘルメットを被ったほうがいい」とも思うので、その基準だと9割以上の日本人が対象になっちゃいますね。。。w(後述の理由により)

ビンディングとは、スキー・スノボのごとくシューズとペダルを連結するものの事です(ビンディングペダル)

 

ヘルメットなんかダサい、髪型が崩れるから被りたくないと思うのは世界共通の認識なようで、自転車先進国の統計でも「ヘルメットが義務化されるとサイクリストは激減する、その健康効果に対するロスは計り知れないものがある」と言われています。

 

で、なぜヘルメットが必要かと言うと、もちろん事故の際に身を守りケガを防止し致死率を下げるためですよね。

ところが、そもそも、自転車の事故というのは主に乗り手が未熟なために起こるんですよ。まずその手前の段階のそこをちゃんとするだけで、ヘルメットが使用されるような事故をほとんど防げるのです。

車対自転車の出会い頭の事故率7割って、それ自転車の逆走が原因の事故じゃないのかと。

自転車は免許が無く乗れる乗り物ですが、実はどんな乗り物よりも運転が難しいんじゃないかと思えるという事は自転車歴が長い人は自覚があると思います。今日は完璧に一度も判断ミス無く乗れたなんて日はまずないんですよ。自転車を甘く見ている、この時点で大きな間違いであり、そんな人はヘルメット被るのが妥当ですよ。

現状は平成20年6月1日の道路交通法改正により、幼児および児童(13歳未満)に対するヘルメットの着用努力義務(道路交通法 第63条の10)がありますが、

通勤の中高生あたりまでを条例や校則でカバーできないかなと思います。

なぜかというと、日本では自転車違反で検挙しているのは主に中高生だからです。

本来の国の想定だと「13歳ぐらいになればまともに自転車ごときは乗れているはず」だから、

「13歳以上にヘルメットは必要ない」としているのです。

ところが、国はそんな教育はしてないわけですが。お勉強は社会に出ても使わないものがほとんどですが、道交法は乗り物に全く乗らなくても使う知識なのに非常に軽視されています。自転車先進国では自転車の乗り方やルール・法・マナー・ハンドサインなどは親が子供に教えますが、自転車後進国の日本では自転車の乗り方については本当にただコケないように乗れるように教えるだけで、親に知識が無いので自転車の道交法に沿った乗り方など教えきれるわけもないのですが。

 

また、話がそれました。スポーツサイクルに乗ってる場合の事故はママチャリに乗ってる場合とは違い、スピードが出る、サドルが高い、ハンドルが低いなど、慣れないとまともに乗ることすら出来ず転倒したりペダルを踏み外してアキレス腱のあたりをペダルでガリガリ擦って出血したりします。

それにビンディングなんか加えたらもう大変です。ビンディングにして立ちゴケした事がないサイクリストはごく少数だと思います。

ビンディング立ちゴケ以外でも、飛び出しなどでちょっとバランスを崩した時にとっさにビンディングをはずせずコケる、これがあります。歩道の段差で引っ掛けたり、Uターン失敗や急ブレーキ時など、「ビンディングのせいで転倒する事は多い」です。

逆に、「あの時ビンディングじゃなかったら転倒まではしていなかった」という場合はほとんどのケースで当てはまります。

となると、ビンディングの時はヘルメットを被ろう、となるわけです。結びつける理由として、至って自然でしょ?

いやいやそんなわけねーよ、という人も居るかもしれませんが、それはよほどの上級者なんでしょうねーとしか思えませんw

 

ビンディングなのにノーヘルの人、これ一番危ないです。絶対やめたほうが良いです。

(少なくとも、私はまともなサイクリストとしては見ないです。高齢の人は、まぁ死にたいのかなと思ってそっとします^^;)

 

じゃあトゥークリップなんかだとどうなの?というとそこがグレーですね。

ちゃんと乗れてる人なら良いと思いますが、初心者はクリップでもヘルメット被ったほうが良いですね。慣れてないと、とっさには抜けないですよ。

でも思うんですが、ビンディングとかクリップって要らなくね?何をそんなに突き詰めようとしてるの?フラペでも鍛えれば趣味で乗る分には何も関係ないし、長距離をより速くという目的には合うけど、100km以下しか走らない人に必要ないのでは?まず100km走れる脚を作ったら?しかも、片面のビンディングとかクリップって、信号待ちの度に面倒臭いですよね?と思ったり。私は実際面倒なのでやめましたが。ビンディングはクランクブラザーズのcandyなので両面キャッチですし脱着のしやすさも最高レベルです。(シマノクリッカーとかと同レベルなんじゃないのかなこれ)

フラペで200km走っても、ビンディングじゃなかったから死ぬほど疲れた・・・なんて事は一切無いですw登りが多いと、差は結構感じるかもしれませんが、それもまた100km以下だと・・・あとは、引き足の時に使う筋肉が鍛えられないデメリットありますけど、

引き足の筋肉って、日常生活で何かに使ってるんでしょうか?

登りだと、上半身鍛えたほうが効果あるような気がしますけどね。

 

実際のところ、あんな発泡スチロールのヘルメットでどの程度ケガが防げるか?というと、頭部のみ原付用の半キャップヘルメット以下の防御力しか無い事は重量から見ても明白ですね。

メーカーであれこれ工夫して惜しみない技術が投入され空力や冷却効果・軽量化された3万円する高級ヘルメットです。とかいっても、モーターサイクル用の安価なフルフェイスヘルメットの強度の足元にも及びません。

だって、かたや1.5~2kgあるモーターサイクル用ヘルメットと、200~400g程度(自転車用フルフェイス除く)の自転車用ヘルメットを比べる時点でね・・・というか、いくら高級な自転車用のヘルメットでも、モーターサイクル用のヘルメットの規格はクリアできないんじゃないかなと思います。(試みたメーカーも無いんだろうけど、今後の技術の進化でありえない話でもないですが)

そもそも、なぜヘルメットのランクが分かれているかというと、その乗り物の速度でですよね。自転車は20km/hを想定、原付(~125cc)は60km/hを想定、原付二種以上は100km/hが想定・・・なんですが、自転車でレースやってる人、下りで70km/h以上とかは結構ザラに出てると思います。その速度域だと、本来125cc以下の規格のヘルメットが必要なわけですが、色々とボカして発泡スチロールでおk、としているのです。

レースする人はそんな拙い保護具で怪我しても文句言いません、ケガはつきものだという考え方です。ですが、レースしない人にとってはどうでしょう?

レースでもないのに、下りで飛ばして、曲がりきれず自爆し骨折して入院しました、

ヘルメットがあったから助かった・・・よくある話に見えますが、そもそもそんな事して誰が得をするんでしょうか?え?骨折した武勇伝?命を削ってコーナーを攻めた俺カッコイイ?

・・・冷静に考えると馬鹿らしいですよね。

そもそも、下りで攻めたりしなければ「曲がりきれず転倒する可能性」は0です。

動物の飛び出しで転倒したりするかもしれませんが、もちろん速度が出ていなければ&ビンディングでなければ骨折して入院なんて事にはそうそうなりません。じゃあそんな状況が起こりやすい山に行くときはヘルメット被るか、で良いのです。日常生活で被る必要性はないです。

そんなことよりも、自転車保険に加入しておくことのほうがよっぽど大事です。

レースの下りの技術向上を図るにしても、現状は普及してませんが、プロテクタを付けてやるのが良いかもしれません。

MTBなんかだとフルフェイスもプロテクタも付ける競技が多いですよね。

モーターサイクルの場合ツーリングには上半身ぐらいはプロテクタ入りのを付けてくるのが最低限のマナー(これ、付けてるかどうかで意識低い系のツーリングかどうか分かる)だし、オフ車林道ツーリングならフルプロテクタにオフブーツぐらいが当たり前ですもんね。ほんと、ちょっと肩・肘・膝の生地が厚くなってる程度でも全然違うのですけどね。

MTB用のカジュアルウェアは枝刺し対策なんかで生地が厚くて擦過傷耐性が強めのものもありますね。私も持っています。

競輪では実は上半身はめっちゃプロテクタをしています。ロードレースも、速度域的には下りがある分それ以上の危険性があるので同等の装備でも良いと思いますけどね。

選手や関係者が絶対に要らない!怪我上等!と反抗してるのでロードレースのヘルメット義務化も比較的最近(2003年)だったりします。

もちろん、ビンディングはとっくにある時代です。ビンディングペダル自体は1970年ぐらいからあるようで、それ以前はトゥークリップだと思います。

その辺の時代だと市販のスポーツタイプというヘルメットというものは存在せず、主にカスクとか競輪メットが普及していたようですが、昔のサイクリストの写真とか見ると、ヘルメットを被っている人はほとんど居なかったようです。

じゃあ、昔はヘルメット被ってないのが普通だったのに、なぜ今になって被れ被れと言われるのかと、死亡例などで安全性が重視されてきたこともそうですが、これまた自転車初心者比率が増えたからです。昔はほんと他にやることがなかったので、乗り物の操作技術自体は高い人が多いのに驚かされますよね(ただ、マナーはアレですけど。。。)

今はネットとか色々ほかにやれる趣味娯楽がいっぱいあるので、それほど自転車ばかりに注力してる人が少ないからだと思います。

だもんで、昔のロードバイク乗りの人は豪脚比率が高かったそうです。

 

プロテクタについてはジュニアレースで採用しても良いんじゃないかとは思ってますが。若いという事でスプロケ(トップ14Tとか)なんかもスピードが出過ぎないようにする規定なんかはあるぐらいですから、未熟なのもありますが若く収入もない人間が長い入院とか無駄でしかないですから、プロテクタをしたほうが?と思ったりします。

アマチュアレースでもクリテリウムなんかは落車無しで済むのがレアケースと言われるぐらいなのでプロテクタもどうかな?と思ったりしますが。

 

 ・・・ヘルメットだけじゃもちろん頭部以外のケガは防げませんよね。モーターサイクルだと最近は安全志向になってきて用品類もプロテクタ付きの比率が増えており、割とツーリングでもフルプロテクタの人は増えてきています。そこまで守ってればかなりケガは減りますね。ちなみに上半身はジャケットで肩・肘・胸部・背面、グローブで手甲部、下半身は膝、ブーツで くるぶし と すね をガードします。
ちなみに高速道路の走行を含むマスツーリングだと、上半身ぐらいはプロテクタ入り着てかないと常識のない人に思われます。これが昨今のモーターサイクル事情です。

 ロードバイクでの落車の場合は車体が軽量な為、ちょっとした事で宙を舞って、地面に激突する際に上半身の骨折(上腕骨・肩甲骨・鎖骨・肋骨)が多いようです。

 競輪の場合は、上半身はプロテクタを付けるようになっています。競輪のスプリントは70km/hとか言われてますが、競輪選手がクローズドコースで70km/hでプロテクタを付けているのに、ロード乗ってるド素人が公道の下りで70km/h以上出してもプロテクタ無しというのは改めて考えてみると、どうもおかしな話ですよね。

 

では、落車してケガしないようにするにはどうすれば良いかというと・・・当たり前ですが、スピードを出し過ぎない事ですよね。

個人的には、ヘルメット被ってたとしても、見通しの良いストレートで60km/hも出せばいいんじゃないの?と思います。それ以上出すと、色々と危険度が急激に上がってくると思います。う~んまぁ、技能もあって、機材もプロにメンテしてもらって、デュラエースのブレーキとか付けてるなら、それ以上出せば?って感じですが。私はやりませんけど。というか、やらなくなりました。だって、スピード出したところで、誰も褒めてくれないですし、何の意味が?という事に気付いたからですね。

そもそも、下りで調子こいて飛ばすよりも、上りで速いほうが遥かにカッコイイわけですが、なぜだがそれをやらず下りでばかり頑張る人が多い気がします^^;

 

 また、スポーツサイクルのポジション起因の乗りにくさというのが事故要因の一つにあると思うので、あんまり落差のついたロードとかを初心者が乗るなら、フラペでもヘルメットは被ったほうが良いですね。そもそも不相応に落差のきついレーシーなロード乗ってる人多いですが、「ちゃんと」乗りこなすのはタイヘンなものなんですよ。 
本来、初心者相応のロードって、ハンドルとサドルの高さが同じぐらいのものなんですが。。。そのへんの意味合いもあって、落差が無いクロスバイクで修行を積んで、続くようならロードバイクを買う流れが推奨されると思います。

 

というわけで、ヘルメットを被るべきかということに関しては、

ビンディングなら被る

・トゥークリップも初心者は被る

・落差のきついロード初心者は被る

・自転車にまともに乗れてない人は被る

・フラペなら被らなくて良い

通勤の中高生は被ったほうが良い

・13歳未満は現状の努力義務通り被る事を推奨

こんな意見です。

 

自転車乗りがコンビニに入る時にヘルメットは脱ぐべきか

私はコンビニに入る時はヘルメットは脱ぎますし、アイウェアもはずしますが、

一般的には自転車用ヘルメットは脱がない人が結構居るようです。

私はモーターサイクル乗りでもあるので、当たり前に思ってますが、

モーターサイクル乗らない人にとっては当たり前ではないようです。

全体的に見ると、初心者の場合は過去に原付乗ったことがありその時のクセなどで脱ぐ人が多いが、

上級者になると業界の流行というかどういった事がカッコイイとされてるかというのが身についてきてしまって、再着用時の調整が面倒とかいった理由

(特に効率が重視されヘルメット脱着時間すら惜しむブルベ。ブルベ規定でもコンビニ店内でのヘルメット着用如何については表記がありません)で脱がない人が多い印象です。

確かに、コンビニでは「フルフェイスヘルメットでの入店は(防犯上)お断り」としているのが基本ですが、

「半キャップタイプ(半ヘル)」「ジェットタイプ(ジェッペル又はチンオープンのシステムメット)」での入店までは断られない、郵便屋新聞屋も脱いでないじゃないかと思うかもしれませんが、

コンビニ店員やオーナーは女性も居るので、ヘルメットのタイプについて詳しく知っているとは限りません。

ですので、「ヘルメットでの入店お断り」なんてちょっと表記がおかしい注意書きを掲示している店舗もあるようです。

 

どうするのが一番良いか?となると、ここは間を取って

「ヘルメットでの入店お断り」としてる店舗はとりあえず従いヘルメットを脱いで入店し、現状を変えたいなら「フルフェイスヘルメットでの入店は(防犯上)お断り」に換えてもらうよう交渉する

・ジェットや半ヘルは自転車用も含め着用したままでOK

・クリアレンズ以外のアイウェアははずす

これで統一してはどうかなと思います。

 

コンビニ入店時にフルフェイスが断られる理由は、人相が分からず強盗だった場合防犯カメラに記録が残らないからであるし、もし、ヘルメットの種類について理解が無いようだったらやんわり直接言っても良いでしょうけど、お客様相談の窓口とかそっちで言ったほうが良いかと思います。

 

ジェットや半ヘルは自転車用も含め着用したままでOKというのは、帽子もダメにしないのは不公平じゃないかと考えると妥当かなと思います。

(ただ、海外だと治安の悪い国は帽子すらダメな国もあるようです)

 

クリアレンズ以外のアイウェアははずす、としたのは、防犯カメラに人相が映らないという事でフルフェイス同様ダメです。あと、常識的に考えてマナー違反でしょう。

たまに普段仕事するのにサングラスしてる人居ますけど、ありえないです。

テリー伊藤さんのようにひどい斜視を隠すためとかでも可視線透過率50%以下ってのはおかしいです。ヤカラ・チンピラか?と思います。

ロックバンドがTVに出る時とかもまぁアリですかね。

もちろん、コンビニはそんな環境からかけ離れてるのは言うまでもないですが。。。

 

逆に考えると、コンビニの店員さんが怪訝そうな顔をするのは、

ヘルメットのせいではなく、アイウェアのせいである事は試してみれば分かると思いますよ。

個人的には、調光レンズもレンズによっちゃNGラインかなと思います。

というかアイウェアってクリアレンズ以外必要無くないですか?

個人的にはクリアで良いんだけど、カッコ付けたいからクリア以外を使っているというのがホンネだと思います。

タバコ吸う人の多くが「ぶっちゃけ、カッコ付ける為とか虚勢を張る為に吸ってる」にわか喫煙者である事と似たようなものですね。

 

話がそれましたが、自転車乗りはコンビニに入る時

「ヘルメットでの入店お断り」としてる店舗はとりあえず従いヘルメットを脱いで入店し、現状を変えたいなら「フルフェイスヘルメットでの入店は(防犯上)お断り」に換えてもらうよう交渉する

・ジェットや半ヘルは自転車用も含め着用したままでOK

・クリアレンズ以外のアイウェアははずす

これで統一していきませんか?